就活概論 (1) コピペ?

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さて、就活概論の本篇に入りたい。言いたいことだけ言うんで、心証を害する方もいるかもしれないけど構わずやります。
 

OB訪問のお寒い実態

毎年、早い時期だと大学3年の後期が始まる頃、大抵は後期試験が終わる頃から会社に電話がかかってきたり、メールが届いたりしてOB訪問を依頼される。俺自身、学生時代にOB訪問から得られたものが少なくなかったから、余程のことがなければお会いするようにしているんだけど、年を追うごとに学生さんとの対話が画一的というか、あたかもOB訪問それ自体がひとつの目的になってしまっている印象を強く抱いている。
 

質問がまるっきり同じ?

というのも、学生さんたちは会う人会う人が、殆ど同じ質問しか繰り出してこないんだ。 一例を紹介しようか。
 
「shibuyadeさんの一日のスケジュールを教えてください」
「shibuyadeさんの志望動機はなんでしたか?」
「shibuyadeさんは仕事と家庭を両立できていますか?」
「shibuyadeさんのお勤めの会社を他社と比較してどう思われますか?」
「shibuyadeさんのビジョンはなんですか?」
「shibuyadeさんの夢はなんですか?」
 
これ、驚くことにホンットに皆さん判で押したようなこと聞いてくるんだよ。たぶん、就活攻略本みたいのに質問例として書いてあるんじゃないだろうか。
でもね、そんな質問して自分の役に立つのかな?
聞き出したいことや、役立てたい目的があるからOB訪問するんであって、マニュアル本に頼らないと質問できないんだったらOB訪問する意味が無いじゃないかって思うんだけど。
 
「採用選考前にOB訪問しといたほうがいいよ」とか、「就活ってよく分からないからとりあえず先輩つかまえて会っておくか」なんてノリで迫ってくる学生さんたちに、俺は自分の時間を都度提供してるってことなんだろうか。やれやれ。

何の為のOB訪問?

とはいえ、学生さんたちを一概に責めるわけにもいかない気がする。だって、これまで自分たちが挑んできた、大学受験だとか期末試験とはまったく違う就活なる戦いに、誰も何も教えてくれないまま放り込まれているわけだから。
でも、就職活動というのは今までのように、単位を取るための必要十分条件を満たす方策だとか、合格ラインの得点をマークする為の勉強法の習得だとか、そのためにどこそこの予備校に通えばイイ、といったように、何かタスクをこなせばそれでいいというものとは違う筈なんだ。
 
(つづく)
 
 
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shibuyade
英語ができないのに外資ではたらくことになったガジェット好きサラリーマン。都内在住。2014年より「渋谷ではたらく外資系社員のBlog」を開設。尊敬する人:チェザーレ・フィオリオ

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