就活概論 (3) OB訪問その1

この記事の所要時間: 320

さて、OB訪問ってどうしたらいいんでしょ?
 

OB訪問って?

OB訪問というのは大きく分けて3種類あると思う。
1つは、企業の人事部が出身大学別にOBを選別していて、OBとの面談が採用選考を兼ねているケース。リクルータ制なんて言い方をするはず。これはもうOB訪問=一次面接のようなものだから、気軽な気持ちでコピペ質問などしたら一発でアウト。
2つ目は、採用選考とは関係ないけど、会社が企業PRの一環として、社員にOB訪問受諾を奨励しているケース。面談時の食事代が会社負担になったりする。
社員のカラ出張ならぬカラ面談(学生に会うフリをして食事代を稼ぐ)を防ぐために、面談した方の氏名、大学名、連絡先等を控えておくよう言われるケースがあるけど、もちろん採用選考とは全く関係無い。
3つ目は、完全な社員のボランティア。飲食代も自腹だし、会社を抜けて来ている場合、その時間の仕事はどこかにしわよせがきている筈。時間についてはもちろん上記2番めのケースもそうなんだけど。
業務の一環であるにせよ、ボランティアであるにせよ、相手の時間を奪っているという自覚は必要だと思うんだ。 最近の学生さんは、企業研究、自己分析、OB訪問といった就職活動のプロセスを、あたかも単位を取る為のタスクあるいは通過儀礼であるかのように捉える傾向があるように思う。だからOB訪問しに来てるのに質問することがない、そしてコピペに頼るなんて事態が起きるんだと思う。
何も考えずにOBに会ったところで、相手の時間をムダにさせるだけなんだから、手段と目的を取り違えないようにしていただきたいと思うし、仮に企業研究が進んでいなかったとしても、自分がどういう道に進みたいと思っていて、それがOBの働く会社で出来ることなのかどうか、くらいは最低限訊いてみていいんじゃないかって思うんだけど。
 

アポイントの取り方

これは、大学の就職指導部や、知り合いのつてなどを頼るほかないと思う。
志望する会社の人事部に、同じ大学のOBを紹介してくれとお願いすると教えてくれる場合もあるけど、最近は個人情報保護法による制限があったり、学生を騙って社員の情報を不正に入手しようとする悪徳業者もいるらしく、あまりアテにはできない気がする。
連絡先を手に入れた後、電話にせよメールにせよそれなりに緊張すると思うけど、まあ連絡するしかありません。
で、大体の場合、昼休みか夕方に会社の近くの喫茶店なりレストランで会うことになるんだと思う。この時、「可能であれば」と前置きして相手の携帯番号を聞いておくと良い不意の事故やトラブルで自分が行かれない、遅刻してしまうこともあるかも知れないし、相手が常に職場のデスクにいるかどうかなんて分からないから。そしてまた、この時に自分の電話番号も教えておけば相手も不測の事態に連絡できるから、相手も安心出来るわけ。ただし、会ったこともない人に、携帯番号というれっきとした個人情報をさも当然のように晒せと迫る態度はやめようね。
 

服装

OB訪問だけの為に、リクルートスーツを着て行くべきか、っていうのは議論が分かれるところだと思う。
上述のリクルータ相手の面談であるならば、もう選考が始まっているわけだからスーツは必須だろうけど、純粋なOB訪問であるならば、いちいちスーツを着る必要はないような気もする。とはいえ、余りにカジュアルな服装でもそれはそれで失礼という気もするから、着てゆく服に困るようならリクルートスーツってことになるのかな。俺は自分がOB訪問を受ける時には「自分に会うだけの為にスーツなど着てこないように」と予め伝えるようにはしてるんだけど。
 

名刺って要る?

あってもなくてもよい。今のあなたに必要なのは、相手の名刺を大切に扱うこと。だから、自分の名刺がなくても名刺入れやケースは持っていた方がいいかも知れない。名刺が入るパスケースがあるのならそれで代用してもいいけど。
 
(つづく)
 
 
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shibuyade
英語ができないのに外資ではたらくことになったガジェット好きサラリーマン。都内在住。2014年より「渋谷ではたらく外資系社員のBlog」を開設。尊敬する人:チェザーレ・フィオリオ

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