就活概論 (4) OB訪問その2

この記事の所要時間: 256

OB訪問話のつづき。
 

で、何を訊けばいいんですか

先述の通り、OB訪問というのは自分のカノジョをゲットする為の情報収集、諜報活動なわけです。カノジョのどこが好きなのか、どうしてモノにしたいのかをキチンと認識したうえで、カノジョはどういう異性を求めているのか、どういう趣味嗜好があるのか、を聞き出す必要があるんだと思う。これはもう千差万別だから、マニュアルなんて存在しようがない。
で、ヘンに格好つけて「国際市場における御社の立ち位置を考えますと」とか演説する学生さんもいるんだけど、そんな痛い背伸びをしてみせるよりも、「よく分からないけど憧れなんです」って言ってしまうのもアリだと思う。
憧れのカノジョが、同性の友達にだけ見せる素顔や本音トークがあるように、その会社の中にいるからこそ見える姿ってあると思うんだ。その憧れる要因や理由を解明できるように疑問をぶつけてゆけば、会話に困ることはないんじゃなかろうか。
格好つけない、っていうのはOB訪問に限らず就活の重要なキーワードかも知れない。如才なくまとめようとするから、コピペ本に頼る人が増えるのかなって気がする。

お礼のしかた

お茶代や食事代は、大体はOBが払ってくれると思う。一応払う素振りは見せた方がいいかも知れないけど、ごちそうしてくれると分かったら、意地を張らずに「ありがとうございます」って頭を下げる方がよい。
で、お礼についてだけど、必ず当日中にメールを送ること。帰り道に携帯のショートメッセージでもいいから、とにかく早いタイミングで以下の内容を簡潔に:
(1) 今日はありがとうございました
(2) 今日のお話は大変参考になりました(具体的な点があればそれを挙げる)
(3) また分からないことが出てきたら、メールで質問させていただいても宜しいでしょうか
礼儀の問題としてその日のうちにやるべきっていう話とは別に、OB訪問ってシーズンになると昼休み毎日とか、ヘタすると一日で数人会うことになったりすることもあるんだ。もちろん普段の仕事を抱えながらね。だから、翌日以降になったらもう、いつ会った学生さんか、どういう人だったかなんて、うろ覚えにされててもおかしくないんだ。
だから、一所懸命お礼のメールの文面を考えて時間を費やしてしまうよりも、その場の感謝の気持ちをまっすぐ伝えた方がはるかにいいと思うし、上記(3)のお願いを予め挟んでおけば、後で困ったことができたときに助けてくれるかもしれない。その為にも、相手の記憶の片隅に自分を入れてもらう作業は早目にしておくに越したことはない。

別のOB

会ってくれたOBの部署は、実は自分の興味のある分野ではなかった。ではそのOBの同期や知り合いを紹介してもらえないか、というのは誰もが思うこと。で、たいていは、頼めば打診くらいはしてくれると思う。会社のPRにもなるからね。でも、会ったそばから「別の人紹介して」じゃあ、せっかく時間を割いてくれたOBに失礼というものだし、そういう、みすみす人の心象を害する言動は極力避けた方がいいと思う。
一度お礼のメールを送って、返事が来て、その返事の段階でお願いしてみるのがいいんじゃなかろうか。
言い方を変えると、そういう手順が必要になるという心得があれば、OB訪問は早ければ早いほど良いし、OB訪問に至るまでの自分の目標設定等々を早めに考えなくちゃならないってことが分かると思う。
 
(つづく)
 
 
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shibuyade
英語ができないのに外資ではたらくことになったガジェット好きサラリーマン。都内在住。2014年より「渋谷ではたらく外資系社員のBlog」を開設。尊敬する人:チェザーレ・フィオリオ

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