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[review] 極薄リュック Betabrand Under-The-Jack Pack

「ジャケットの下にぴったりと隠れて収まる」と言う触れ込みのリュックサック。BetaBrandという、アパレルのキックスターターみたいなサイトが販売している。Twitterで見かけて、早速購入した(といってもすでに1年以上使っている)。イメージとしては、Macbookのソフトケースに、肩掛け用のストラップがついているようなもの。とても薄くて気にいっている。裏地はメッシュになっている。 https://flic.kr/p/JWRbwG Under-The-Jackを背負う著者近影。 サイズは13インチと15インチの2種類。15インチを持っているが、試しに背負ってから、ジャケットを上に羽織ってみると、背中のあたりが角ばって目立ってしまう。厚手のダウンとかだったらわからないだろう。13インチだったらうまく隠れるかもしれない。Macbook 12インチ用に小さい方を購入したい。 収納は意外と充実していて、内側にはペン小物ポケットが2つと、ジップボケットが1つ、大きなポケットが1つある。外側には傘用に使っている細長いジップつきの収納が1つある。傘とACアダプタ、財布を入れてちょうどいい。iPad Pro 12.9インチも入れるとパンパンになるが入らないこともない。Macbook Pro 15インチを持ち歩きたいが肩掛け鞄は重さの左右バランスが悪いので、背骨に悪いのでこの薄いリュックタイプを重宝している。おすすめです。 自分が持っているのはバージョン1.0だが、なんと2.0からは反射材つきのものができたらしい。欲しい! Under-The-Jack Pack 2.0 (Flame) 2018/8/25在庫あり Under-The-Jack Pack 2.0 (Flashback) 2018/8/25時点で残念ながら在庫切れ Under-The-Jack Pack 2.0 (Black)…


Targusは永久保証

Targusのカバンは海外の国際学会などではたいていぶら下げている人が視界に入るほど浸透しています。 無骨なデザインなので飽きないところがいいですね。 以前はTumiの肩掛けバッグでしたが背中の負担を考えてリュックサックに変えたのが3年ほど前でした。 2014年からはTargusのものをなんとなく買ったのですが、ThinkPad+Macbook Pro+iPadを詰め込んで毎日運ぶハードな運用をしていたところ当然ボロボロとほころびが出てきました。 修理できるかと思ってTargus社のサイトを見てみたところ、なんと「永久保証」の文字が! http://www.targus.co.jp/after_support/ 不具合があるところを写真を撮って、購入情報とともに送ればいいらしいとのことで早速サポートメールに送信します。 マイナーチェンジや廃番の時には「現行品になりますがいいですか?」と聞かれます(もちろんOK!!!)。 2日後には送られてくるというなんという神対応!送料無料! 実は先日で2回目なのですが、交換品も交換対象です。永久保証、すごいです。素晴らしい! ※まあ、商品代に交換代金が含まれているってことですが..(笑)


親指シフト生活

2015年5月から、PCでの日本語入力を「親指シフト」に変えた。ローマ字モードは、他の人のPC以外では使わなくなったのでたまに人前でローマ字入力をすると引っかかりまくって恥ずかしい。じゃあ親指シフトは完璧なのかというとそうでもなくてまだまだひっかかる。特に、ちいさい「ぁぃぅぇぉ」や「ぱぴぷぺぽ」が苦手だ(これをうっていてもひっかかる)。濁音はふだんのキーに反対側のシフトを同時押しするだけでいいので簡単だが、半濁音は場所を覚えないのと頻度が低いのでなかなか身につかない。単語レベル・文レベルでキーを覚えていくので、メールの文章は比較的すぐに早く打てるようになった。 親指シフトにして変わったことといえば、キー入力が静かになったことが挙げられるかも。基本的に一文字一キーなので頭にうかんだカナをそのまま1タイプで入力できるため、指の動きはローマ字入力のようにバタバタしていない。同時押しキーが有るため、楽器を演奏している感覚に近い(「ピアノのよう」by shiology先生。shiology先生には多分に影響を受けている)。 親指シフトでキー入力が早くなったかといえばまだまだそんなことはないのだが、負担は減った気がする。 ちなみにWindowsでは「やまぶきR」の「orz配列」、OSXでは「karabiner」のおなじく「orz配列」で入力しいている(orz配列は右手のホームポジションが一つ右にずれる)。専用キーボードとかは必要ない。 入力方法を変えた時のもどかしさは、PCを初めて触り始めた時のような甘酸っぱさとともに懐かしい。 地味に「親指シフト」普及活動をしています。思い立ったら、その日に始めて、ローマ字入力に戻らないのがコツです。あなたも、今日からぜひ。 Photo: 7月のLisbon・Paris (DP3m)


[書評] 永遠のドイツデザイン Masterpieces of German Design

ポルシェ911、ライカから色鉛筆までドイツのシンプルデザインの背景について語られている。 手にとってパラパラめくってまず感じるのは大判の紙への印刷の美しさである。 それもそのはず、本書はハイデルベルグの超高画質オフセット印刷機で印刷されている。 というのも、最初に紹介されているプロダクトが本書を刷った印刷機の話からなのである。 印刷機は普段本を手に取る人には見ることのできないが、ハイデルベルグのものは筐体自体が美しいのだ。 ページごとにプロダクトの大きな写真があり、シンプルな解説文が添えられている。 オフセット印刷された各々のプロダクトは目の前にあるかのように美しい。 本書の最後には長年ブラウン社のデザイナーを務めたティーター・ラムス氏のインタビューが収められている。 バウハウスなどの機能美・シンプルデザインに興味のある方は是非手にとってみてほしい逸品である。 本書の写真撮影を担当した株式会社アイワードのワークフローはこちら: 1670万画素のデジタル一眼レフカメラのRAWデータから高画質、高精細画像を創造する RGBワークフローで作成した、高級美術出版「永遠のドイツデザイン」 http://www.iword.co.jp/modules/contents/index.php?content_id=59 永遠のドイツデザイン Masterpieces of German Design http://www.amazon.co.jp/dp/4478002010