【今更】Xiaomi Mi band 【旧型】

xiaomi-arm
実は 今年の3月にJawbone Upが3,000円台前半で安売りしていたので買ってみた。
Wakaski氏には「3ヶ月で壊れるよ」と言われたが、対策品だしと甘く見積もっていた。
しかし3ヶ月目に見事に挙動不審になり、ランプは同時点滅、スリーブモード切り替えボタンも押したまま戻らないような状態になった。対策品なのに・・・orz
こんな短期間で同じ物を買うのも悔しいので別な物を買うことにした。
XiaomiのMi Bandというのが79元と安くて高機能という記事をみた。
だがいかんせん中国外で発売されていない。結局Amazonで2,700円でお買い上げ。
最初に届いたものは見事に不良品で充電ができなかったので返品して新しいものを買った。
伊達にクラッシャーの異名を取らない筆者らしい。

仕様はBluetooth 4.0LEで接続し、防塵、防水はIP67、バッテリー持続時間は脅威の30日間と謳っている。

xiaomo-contents
箱を開けると本体、アームバンド、USB充電ケーブル中国語の説明書が入っていた。
本体の大きさは小指の第2関節くらいまでで、専用のゴムバンドにはめて腕につける。
時計のように太さを調節できるのでJawboneの時のように買った後に失敗する事がない。

インジケータのみでボタンなどは一切なく、電源の入れ方がわからなかったが
どうやら充電後、スマホアプリと同期すればいいだけらしい。
iOS用も出ているので手持ちのiPhone6 Plusにインストールした。
まず最初にMiアカウントを取らなくてはいけないのだが電話番号を使った認証は失敗するようなのでメールアドレスを使った。
仕方なくGmailアカウントボタンを押したが、アドレス帳にアクセスさせるよう求めてきたのでNoを押して進めた。油断も隙もあったもんじゃない。
Appを起動するとBluetoothでMi Bandを検知してペアリング、設定をしてくれた。
目標設定はJawboneと変わらない「歩数、体重」である。
その日に摂った食事やカロリーを記録するようにはなっていない。

「バッテリーの持ちは30日」と豪語しているXiaomiだが、2週間使ってみたところ、93%あったバッテリーが70%までしか減っていなかった。もちろん使う環境、同期の頻度によって差が出るだろう。ちなみに筆者は一日2-3回同期した。30日というのもまんざら誇張ではないかもしれない。Jawboneがかろうじて1週間持ったことを考えれば大満足だ。

さて気になるのは測定精度だ。同時に付けていたわけではないがJawbone使用時とくらべてセンサーはだいぶアバウトな印象だ。睡眠やウォーキングの開始検知と終了検知が自分の記憶と異なるのだ。
アプリもJawboneに比べると簡素で、摂取カロリーなども記録できないし、アドバイスもしてくれない。
目覚ましアラーム機能もボタンがないために止める事ができず、一度起きて、コーヒーを飲んでのんびりしていると二度寝したと勘違いしているのか再度バイブレートしてしまう。
また、達成度を確認するためのジェスチャーは腕時計を見る感覚で腕を持ち上げればよいらしいのだが、成功したためしがない。Jawboneのようなボタンがついていないのが壊れにくいのはよいのだが、こういう時に不便に感じてしまう。

良くも悪くも安い部品でそれなりの精度、出来映えの仕上がりとなっている。普段身につけていて壊れやすい、一種の消耗品だと考えると他社を寄せ付けないコストパフォーマンスだが、測定精度やアプリの充実度を求める人は他社製品を検討する方がよいかもしれない。
なお今は心拍数を計る機能のついたMi Band Pulseなるものも出ているので新しく買う場合はそちらを買ったほうが更にお得のようだ。

The following two tabs change content below.

Be the first to comment on "【今更】Xiaomi Mi band 【旧型】"

Leave a comment

Your email address will not be published.


*